2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
時代測定、考古学の世界では、この水月湖の年縞に関しては、イギリスにあるグリニッジ天文台のような存在になったと。いわゆる世界標準時を決める、世界の時代測定の基準を決める存在が我が国の水月湖の湖底にあるということで、二〇一三年のIntCalという国際標準に最多数のサンプルが採用されまして、非常に私としては、歴史的にも、そして学術的にも価値のあるものではないかなというふうに思っております。
時代測定、考古学の世界では、この水月湖の年縞に関しては、イギリスにあるグリニッジ天文台のような存在になったと。いわゆる世界標準時を決める、世界の時代測定の基準を決める存在が我が国の水月湖の湖底にあるということで、二〇一三年のIntCalという国際標準に最多数のサンプルが採用されまして、非常に私としては、歴史的にも、そして学術的にも価値のあるものではないかなというふうに思っております。
そこに、こういった時代測定のメートル原器が、世界標準ができたということで、やはり地元としても、また日本としても、考古学検証の拠点は日本、福井県にありというような位置づけをぜひしていきたいなと思っております。 そして、世界自然遺産は、確かに一足飛びの議論かもしれませんので、まず世界ジオパーク認定を目指していくというのも、いろいろ方策はあるだろうなというふうに考えております。
この福井県若狭町にある水月湖の年縞なんですけれども、これは、ユネスコが開催しております世界放射性炭素会議で最も多くサンプル採用されまして、実は、時代測定のメートル原器になった、世界でも唯一の存在なんですね。 この福井県若狭町、水月湖の年縞なんですけれども、これは学術的、国際的にどのような価値があるというふうに国の方ではお考えでしょうか。